森征人さん「電気のある生活」写真賞で最優秀賞を受賞
森征人さんが、第65回「電気のある生活」写真賞(一般社団法人 日本電気協会新聞部)で最優秀賞を受賞しました。下の写真は、電気新聞に掲載された森さんの写真。
1878(明治11)年3月25日、わが国に初めて電灯がともされました。これを記念したのが「電気記念日」で、1928(昭和3)年に記念日に制定されてました。 電気新聞はこの記念日にちなみ、くらしや産業活動など各分野に不可欠な「電気」をテーマとした「電気のある生活」写真賞の募集を行っています。
電気のありがたさ、痛切に実感
屈指の歴史の重みを感じる「電気のある生活」写真賞で、幸運にも最優秀賞という栄誉に選んでいたたき、夢のようであり感謝しています。審査いただいた先生や関係者の皆様に御礼申しあげます。
昨年9月6日に発生した北海道地震は様々な大きな害をもたらしました。私の住む福島町でも発生時から2日間にわたり停電が長引きました。この間には友人などから安否を心配する声が携帯電話に相次ぎ、蓄電も底をつき難儀していたのですが、自治体(町役場)庁舎で充電サービスを行っている旨を防災無線で知り出向いたところ、順番待ちの長蛇の列ができていました。無事に充電を終えて安堵した私はもちろん、周りの人々にも「良かった」という喜びの表情が広がっていました。
そしてこの大停電により、普段あたり前になっている「電気のある生活」が一変したことで、電気のありがたさを痛切に感じさせられました。
受賞作の「ありがたい充電サービス」は、充電の待ち時間に自治体の実施した充電サービスに思わず感動してシャッターを切ったものを応募したものです。
今回の受賞を励みにこれからも素晴らしい電気を表現するために精進してまいりたいと思います。ありがとうございました。
森 征人(北海道・75歳)
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